今回はちょっと前に楽天証券が改悪をするよって発表したので
SBI証券へ移すべきかを私なりにまとめてみたいと思います。
ちなみに初めに結論から言っておくと私はSBI証券に移すべきだと思っております。
その理由も合わせて説明いたします。
それを見てぜひご検討ください。
改悪内容
問題の改悪内容ですが
現在(~2022/3/末) :投資信託の毎月の保有金額に応じたハッピープログラムによる毎月のポイント付与
変更後(2022/4/1~) :投資信託の保有金額が指定金額に到達した毎に1回のみポイント付与
です。
それぞれ詳しく説明していきます。
現在(~2022/3/末)
楽天証券の投資信託 手数料(年率) | 残高10万円毎に 付与されるポイント数 |
年率1.0%以上 | 10ポイント |
年率0.5%以上、1.0%未満 | 5ポイント |
年率0.05%以上、0.5%未満 | 4ポイント |
年率0.036%以上、0.05%未満 | 3ポイント |
年率0.036%未満 | – |
こんなサービス内容です。
例えば今私が積み立てを行っている
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』
を1年間100万円保有していたとします。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは
手数料が年率0.212%なので残高10万円毎に4ポイントもらえます。
なので月40ポイント、年480ポイントもらうことができます。
変更後(2022/4/1~)
達成残高 | 進呈ポイント |
---|---|
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が表の各残高に到達していた時1回のみポイント付与…
どんなに頑張っても2090ポイントしかもらえません。
(なんたる大改悪…)
先ほどの例でもし残高2000万円を1年間保有していたら
9600ポイントはもらえてたのに。
しかもこのサービスには注意するべきポイントがいくつかあります。
(事前に知っておかないとちょっとやけど損するよ~)
注意点
・3月末時点で残高0へ
なぜ3月末時点で残高0円にしないといけないかというと
3月末の残高を基準に達成したかどうかの判断が行われます。
なのでその時点で仮に100万円保有していたとしたら
そこまでのポイントはもらえず200万円以降の達成ポイントしか付与されません。
達成残高 | 進呈ポイント |
---|---|
ここから→月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |
・飛び越え達成はしない
3月末時点で残高0円だったしスポットで一括購入だって
もしもする人がいたらもったいない。
(まぁ投資信託で一括購入は少数派なのでなかなかいないと思いますが…)
なぜかというと達成した中で最も大きい額に対するポイント付与のみだからです。
例えば
3月末時点で残高0円→4月末時点で残高100万円
だとすると10・30・50・100万円を達成しているので
190ポイントもらえるでしょってなりますよね?
でも実際は10・30・50・100万円を達成で100ポイント付与
だけです。
こういうちょっとした融通が今回きかないのは
かなりマイナスですよね。
・対象外銘柄がある
ファンド名 |
---|
楽天日本株トリプル・ブル |
楽天日本株トリプル・ベアIV |
楽天日本株4.3倍ブル |
楽天日本株3.8倍ベア |
楽天日本新興市場株ダブル・ブル |
楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス) |
日本債券ベアファンド(5倍型) |
日本トレンド・セレクト<リバース・トレンド・オープン> |
日本トレンド・セレクト<ハイパー・ウェイブ> |
SBI 日本株3.7ベアIII |
SBI 日本株3.8ベア |
SBI 日本株4.3ブル |
SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式)) |
SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式)) |
iFreeレバレッジ S&P500 |
iFreeレバレッジ NASDAQ100 |
iFreeレバレッジNASDAQ 次世代50 |
iFreeレバレッジ FANG+ |
iFreeレバレッジ ATMX+ |
FANG+2倍ブル |
FANG+2倍ベア |
NASDAQ100 3倍ブル |
NASDAQ100 3倍ベア |
NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ) |
NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル |
NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル |
上の表に書かれてある銘柄の残高は
今回のポイント付与の残高判定に含まれません。
(ご注意を~)


対策
今回の楽天証券の大改悪に対する対策として
私がおすすめするのは
SBI証券への証券移管です。
なぜおすすめするのかですが
SBI証券ポイントサービスというものがあります。
投資信託取引(投信マイレージ) | Tポイント対象投資信託の月間平均保有額が、 1,000万円未満のお客さまに年率0.1%相当のポイント 1,000万円以上のお客さまに年率0.2%相当のポイント※一部のファンドは0.1%未満の付与率となります。 |
---|
これだけ見るとやばい付与率やなってなるのですが
やはり手数料の少ない人気の優良ファンドは付与率が違います。
一応リンク貼っておきます→ポイント付与率一覧
これを見る限りだと私の保有している
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは
残高に対して年率0.05%分ポイントとしてもらえます。
楽天証券:4ポイント/10万円(年率0.048%)
↓少し多い
SBI証券:年率0.05%
計算方法は
月の平均保有額×年率×当月の日数÷365=付与ポイント
です。
つまり
楽天証券は9万円保有していてもポイント付与はありませんでしたが
SBI証券は9万円保有に対して3ポイントくれます。
(こういうちょっとした違いでもけっこうありがたい)
まとめ
ポイント分だけSBI証券の方がお得。(同じ銘柄積み立てするから当然ですが…)
なので保有している投資信託はSBI証券に移すべき。
※3末までに移管が完了できると楽天証券側のポイントも最大限受け取れる。
楽天証券からSBI証券への移管方法を私が実際に行って記事にしたいと思うので
気になった方はよろしければまた見てください。
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